フィットボクシングをしてるのに痩せない!そんな悩みをお持ちでは無いでしょうか。
実はそれ、フィットボクシングの消費カロリー以上に、食べすぎているせいかも。
痩せるためには消費カロリーが摂取カロリーを上回っている必要があります。
そのためにはフィットボクシングを含めた1日の総消費カロリーを知り、消費と摂取カロリーのバランスを把握する必要があります。
この記事ではフィットボクシングでの消費カロリーや、総消費カロリーを知るためのツールとして活動量計を紹介について紹介しています。
フィットボクシングはシャドーボクシング

そもそもフィットボクシングとは文字通りボクシングを楽しむゲームです。
しかし、対戦するのではなく、画面上のインストラクターに合わせてパンチを打ち出すシャドーボクシングを行います。
パンチによる腕の運動だけでなく、体を音楽に合わせて前後に揺らしたり、ガードをしたりと、全身を使ったエクササイズをプレイするゲームです。
フィットボクシングでは複数のパンチを組み合わせた「コンビネーション」という単位でエクササイズを進めます。
例えば:アッパーコンビ1はジャブ、ストレッチパンチ、アッパーパンチの組み合わせたコンビネーションです。
脂肪を1キロ落とすに必要なカロリーとは?

脂肪を1キロ落とすのに必要なカロリーは7200kcalです。
脂肪のうち8割は油、残りは水などの物質です。よって、脂肪1kgに含まれる油は800gになります。
そのため、減らすべきカロリーは800g分の油ということになります。
油のカロリーは1gあたり約9kcalなので、つまり、脂肪1kgを落とすの必要なカロリーは以下の通りとなります。
脂肪1キロ分のカロリー:9[kcal]×800[g]= 7200[kcal]
消費カロリーが7200kcal以上摂取カロリーを上回れば、体重は1kg以上体重を落としていくことができます。
すなわち、1日あたり240kcalを過剰に消費することができれは。体重は1kg減らすことができるのです。
自分の消費カロリーを知ることがとても大事
体重は摂取カロリーと消費カロリーとのバランスによって増減します。
そのため、自分の日々の消費カロリーを知ることが非常に大事になってきます。
摂取カロリー > 消費カロリー ⇒ 体重が増える
摂取カロリー < 消費カロリー ⇒ 体重が減る
目指すべきは、摂取カロリーよりも消費カロリーを大きくすることです。
そのためにはまず、自身の消費カロリーを正しく知る必要があるのです。
フィットボクシングの消費カロリーは?
フィットボクシングでの消費カロリーは、時間設定や人によって様々ですが、だいたい約100kcal~450kcal程度です。
フィットボクシングに取り組んでいくことで、日々の消費カロリーにこのカロリーが追加されます。
[参考]デイリーでの時間別、目的別消費カロリー
以下の表はフィットボクシングでのデイリーエクササイズにおける、時間と目的ごとの消費カロリーです。
これは体重を75kgに登録し、効果を「全部」にした場合のものです。
おそらく個人差が大きく出ると思いますので参考程度に思ってください。
月に1ヶ月痩せるには7200kcalの消費が必要なのですが、食事制限と合わせて週3回38分セットのデイリーエクササイズをやっておきたいところです。
時間設定 | ダイエット | 体力強化 | 健康維持 |
18分セット | 約120kcal | 約120kcal | 約120kcal |
28分セット | 約245kcal | 約245kcal | 約180kcal |
38分セット | 約335kcal | 約335kcal | 約290kcal |
48分セット | 約480kcal | 約460kcal | 約445kcal |
なお、フィットボクシングではエクササイズ終了後に、エクササイズで消費したカロリーを知ることができます。
実際にプレイしてみてエクササイズでの自身の消費カロリーを把握してみてください。
体重が減らないのは消費カロリーが足りてないからかも

摂取カロリーよりも消費カロリーが上回れければ体重を減らすことはできません。
もし、「フィットボクシングをしているのに体重が減らない」のではあれば、それはフィットボクシングで消費カロリーを増やしても、まだ摂取カロリーの方が多いからかもしれません。
もし仮に摂取カロリーと消費カロリーは全く一緒という人がいた場合、その人がフィットボクシングを始めると、フィットボクシングの消費分だけ摂取カロリーを上回り、痩せていくことになります。
一方、摂取カロリーの方が消費カロリーよりも大きく、現在、体重が増えている人の場合、その過剰な摂取カロリー以上にカロリーを消費しなければ、体重増加を軽減できて体重自体を減らすことは出来ないのです。
もしフィットボクシングをしているのに効果が出ないのであれば、このパターンに陥っている可能性があります。
これを脱するには、フィットボクシングの分も含めた1日の総消費カロリーから見直す必要があります。
全消費カロリーを知るなら活動量計がおすすめ!

フィットボクシングではエクササイズ後に消費カロリーを知ることができます。
しかし、日々の生活での消費カロリー、とりわけ移動や家事のすべての消費カロリーをもっと知る必要があります。
なぜなら、すべての消費カロリーを知ってこそ、食べる摂取カロリーとのバランスを知ることができるからです。
そこでおすすめなのが活動量計です。
摂取カロリーは食べた物から計算ができますが、消費カロリーは日々の行動を記録し計算する、、、なんてこと、なかなか出来ません。
活動量計とは万歩計のように身体に身につけることで動作を検出して、自動で消費カロリーを記録してくれる物です。
最近では小型のものが多く、スマホに比べ身に着けやすいメリットがあります。
おすすめの活動量計
個人的な経験として、活動量計はスマホに転送できるタイプがおすすめです。
なぜなら、スマホの方が画面が大きくて見やすく、記録としても残しやすいため、モチベーションを維持しやすいからです。
Fitbit Luxe(リストバンドタイプ)
Fitbit Luxeはリストバンドタイプの活動量計です。
日々の消費カロリーや心拍数といったアクティビティはもちろんのこと、ストレス管理や血中酸素レベルとった数多くの項目を計測・記録することができます。
もちろん、専用アプリにて測定内容を見ることができユーザービリティにも富んでいます。
1つネックなのは値段で、1万7千円弱とやや高額なことです。
もちろん値段相応に高機能を有しているのでおすすめなのですが、お財布と相談といったところでしょうか。
カロリズム AM-161 (安心のタニタ製)
誰もが知っている健康カンパニー タニタが出している活動量計「カロリズム」シリーズのスマートフォン連携モデルです。
こちらの機種もスマートフォン用専用アプリで記録を確認することができます。
また、消費カロリーだけでなく、行動を「走り」「歩き」「生活」「安静」の4つに自動で分類することができるのが特徴です。
こちらのモデルはFitbitのようなリストバンドタイプでなく、クリップタイプです。
そのため、カバンや胸ポケットに入れて行動を記録することもできるので、普段腕時計をしないという方にはおすすめに機種です。
Mi Smart Band 6 (コスパ最高)
Mi Smart Band 6はリストバンドタイプのスマートバンドで、活動量計機能がついたモデルです。
スマートバンドとして、メール通知や天気予想を受け取ることもできます。
また、活動量計としても機能が充実しています。中でも30種類のエクササイズを専門的に計測できるモードがあり、なんとボクシングの計測もすることができます!
値段も6千円程度なのでコスパの良い機種です。
1つデメリットを上げるとすれば中国メーカである点です。情報セキュリティや耐久性を心配する場合は、慎重に選ぶ必要がありそうです。
ただ耐久性については、Amazonのレビューを確認する限り問題は無いようです。
まとめ
フィットボクシングをしているのに痩せることが出来ないのは、フィットボクシングをしても、1日の消費カロリーが摂取カロリーよりも少ないことが考えられます。
フィットボクシングでは行ったエクササイズの消費カロリーが表示されますが、それに加えて日々の生活で消費している総消費カロリーも知らなければカロリー摂取と消費のバランスを知ることが出来ません。
この記事では総消費カロリーを知るツールとして、活動量計を3つだけ紹介しました。
紹介した活動量計以外にも沢山の機種がありますので、この記事を読んで気になったかたは、ぜひ自分に合うものを探してみてください。
